「登山を安全に楽しむためのガイドライン」が出来ました | アウトドアNAGANO navi

～信州の山を安全に楽しく登ろう！～

　「山」に登ると、日常生活では得られない充足があります。

　重い荷物を背負えば苦しいですし、足が疲れますし、何日もお風呂に入れないこともありますが、山頂に立った時の満足感、凛とした空気の中で周囲を見渡す爽快感、ごはんの美味しさは他で得難いものです。山上で見る朝日と夕日は、別格に美しいです。山を下りて、汗を流し寝床に入れば、心地よい疲れと眠気が全身を優しく包んでくれます。

　しかしながら、登山は自らの意思で敢えて危険な場所に飛び込む行為でもあります。我々お迎えする立場としても、より多くの方に山を訪れ、山の魅力に浸っていただきたいと思うと同時に、きちんと準備をし、ご自分の体力や技量に見合った山に安全に登っていただきたい、無事に家に帰っていただきたいと考えています。　

　この度、登山をするにあたって最低限ご理解いただきたい事柄をまとめた「登山を安全に楽しむためのガイドライン」という小冊子を作成しました。

　非常に基本的な事柄のみを抽出していますので、もともと登山をしている方にとっては当たり前のことかもしれませんが、この目立つ表紙を目にされたときは、一度手に取って目を通していただけたら幸いです。

（参考）県ＨＰ（こちらからも内容をご覧いただけます）　　　　http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/gaidorain.html

　今週末は、奥穂高岳・前穂高岳に登りました。その時の写真と共に。

（県庁君）

常念山脈から昇る朝日